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湊川隧道点検業務を受注しました
トピックスこの度、兵庫県神戸土木事務所より、土木遺産施設(国登録有形文化財)及び土木学会選奨土木遺産に登録されている湊川隧道の調査・点検業務を受注しました。
湊川隧道は、治水対策の一環として明治34年に竣工した日本で初めての近代河川トンネルで、一般部は当時構築されたレンガ構造の状態で保存されています。
平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の影響でその一部が被災したため、現在、一部の区間について内面補強工等の対策が実施されています。その後、平成12年に新湊川トンネルが完成したことに伴い河川トンネルとしての役目は終わりましたが、約100年の歴史を誇る近代土木遺産としての保存と再生に向け、隧道内でのミニコンサートや一般公開等が開催されています。
弊社としては、このような土木遺産施設での貴重な調査・点検の実績を今後の業務に活かしていきたいと考えています。